【皐月賞】認定競走主幹菅原貴史の追い切り寸評


【皐月賞】認定競走主幹菅原貴史の追い切り寸評


1枠1番 サンライズジパング【評価B】
 音無厩舎[西] 菅原明騎手

[1週前] 菅原明騎手[4月4日(木)追い]
【栗東坂路】 重 50秒4-37秒0-24秒2-12秒2 一杯
[今週] 助手
【栗東坂路】 稍 51秒6-37秒5-24秒2-12秒0 一杯

1週前の50.4は自己ベスト。最終追いは坂路で併せ馬。やや気持ちが散漫な僚馬と比較するとよく分かるが、前を向いて集中力十分。時計こそ一週前に劣るが大きい完歩でラストは突き放してみせた。前走をフロック視するわけにはいかない。

1枠2番 メイショウタバル【評価B】
 石橋厩舎[西] 浜中騎手

[1週前] 助手 [4月4日(木)追い]
【栗東CW】 重 95秒5-78秒5-63秒8-50秒3-36秒3-11秒7 馬なり
[今週] 助手
【栗東坂路】 稍 52秒6-37秒5-24秒0-11秒8 馬なり

 これもポテンシャルは高いし、数字の裏付けもある。右にモタれるのはネックだが、いい枠を引けた。1週前追い切りで猛時計を計時してオーバーワークが懸念されたが、最終追いを終えた後に陣営に裏どりをすると「今朝の動きなら大丈夫。先週は風が強くて、厩舎服が風になびく音に馬がビビってハミを噛んでしまった。普段から行きたがる面があるけど、あの日は例外。ケロっとしてたから、そんなに心配はしてなかったけど、無事に最終追いもやれてよかった」と、思ったほどの弊害はなさそう。その最終追いは坂路で単走。元気がありすぎて走りに集中できていない感じで首が高い点はあるが、それでいてラスト11秒8だから潜在能力が高いのは間違いない。ローテーション的には王道ではないが、型を持っている馬が精神的に勢いが衰えていないのなら要注意。それも含めて、トレセン内での挙動は合格点だが、後は輸送がどう影響するか。当日の「前進気勢」は要チェック。

2枠3番 エコロヴァルツ【評価A】
 牧浦厩舎[西] 武豊騎手

[1週前] 武豊騎手
【栗東CW】 良 80秒3-65秒3-51秒3-36秒7-11秒4 精一杯
[今週] 助手
【栗東坂路】 稍 54秒9-40秒0-26秒0-12秒9 馬なり

1週前の5Fは自己ベスト。最終追いは坂路で単走。いいリズムを刻んでいたが、終盤になって他馬に気を取られたのか右を向き、乗り手に注意されて左にヨレた。前走でも究極のスローで折り合いを欠いていたので折り合い面を注目していたが、100点には及ばず80点というところでもう少し集中したかったが、今回は流れるメンバー。その点では前走は度外視。

2枠4番 シリウスコルト【評価B】
 宗像厩舎[東] 三浦騎手

[1週前] 三浦騎手
【美浦南W】 良 79秒9-64秒9-51秒1-37秒3-11秒6 G前仕掛け
[今週] 三浦騎手
【美浦南W】 稍 85秒2-68秒9-54秒1-39秒0-11秒8 馬なり

1週前の併せ馬では全体時計は自己ベストだが、前半からかなり行きたがっていた。それでも1F11秒6でまとめて全体時計も6F79秒9。脚力の高さを見せつけた。今週は単走追い。三浦が手綱をガチッと押さえて、直線もうまくコントロールが利いた伸び脚。最後はうまく息も入ったように、満足できる仕上がり。あとは力関係が足りるか否か。

3枠5番 ミスタージーティー【評価B】
 矢作厩舎[西] 藤岡佑騎手

[1週前] 藤岡佑騎手
【栗東CW】 良 81秒2-66秒3-52秒1-37秒2-11秒4 末一杯
[今週] 藤岡佑騎手
【栗東坂路】 稍 53秒3-38秒8-24秒9-12秒3 馬なり

まず前走については正直がっかり。勝つには勝ったがホウオウプロサンゲを突き放せなかったのは微妙。ただそれは抜け出してから「ソラ」を使っていたということで今回は浅いブリンカーを装着。その最終追いは坂路で併せ馬。相手も動くからか、なかなか追いつけずにもどかしかった。それでも並んでから前に出る際の迫力はなかなかだった。牡馬にしては繊細なところがあるが、この中間は矢作流の勝負調教は出来ている。当日入れ込む心配はあるが、内が伸びる馬場ならあっと言わせても。

3枠6番 アレグロブリランテ【評価C】
 上原佑厩舎[東] 横山和騎手

[1週前] 横山和騎手 [4月4日(木)追い]
【美浦南W】 重 65秒4-50秒6-36秒5-11秒2 G前仕掛け
[今週] 横山和騎手 [4月11日(木)追い]
【美浦南W】 良 68秒1-52秒2-37秒8-11秒8 馬なり

横山和を背に併せ馬。先行して僚馬を誘導すると、直線は相手に合わせながら手応えたっぷりの伸び脚。体全体を使ったフォームには無駄がなく、しなやかなに動けていた。5F68秒1ー3F37秒8ー1F11秒8。体の張りも目立ち、ここ目標に順調な仕上がり。あとは同型も多くタフなメンバー。能力が足りるかどうかといったところ。

4枠7番 ルカランフィースト【評価C】
 鹿戸厩舎[東] 松山騎手

[1週前] 助手
【美浦南W】 良 85秒5-68秒9-53秒5-38秒5-11秒7 馬なり
[今週] 助手
【美浦南W】 稍 84秒5-68秒4-53秒2-38秒6-11秒7 G前仕掛け

馬場の大外で併せ馬。首の使い方が硬い走り。相手を待ったこともあったとはいえ、直線は手応え劣勢の伸び脚。最後は何とか巻き返したが、動きの切れはいまひとつ。前回から良くなった印象はない。

4枠8番 ジャンタルマンタル【評価A】
 高野厩舎[西] 川田騎手

[1週前] 助手
【栗東坂路】 良 54秒2-38秒8-24秒7-11秒8 末強め
[今週] 助手
【栗東坂路】 稍 54秒0-39秒1-25秒2-11秒7 強め

坂路で単走。やや首が高く、スピード感もないが、それでも速いタイムで上がってきた。かき込みが鋭く、ラストは一気にピッチが上がった。このメリハリの良さがこの馬のセンス。
単純な完成度の高さからいけば、今回のメンバーに入っても同馬の存在が何枚か抜けているだろう。何せ、デビュー戦の時点からどこで覚えたのか不思議なぐらいに一切の無駄なく綺麗に立ち回って抜け出してしまう溢れんばかりのレースセンス。高い基礎スピードを持っているだけでなく、細かいギアの上げ下げもスムーズ。しかも、それを自然と会得済みなのだから、まさしく天才と言ったところであろう。危なげなく2歳王者へと君臨することに成功したのも、もはや納得と言ったところか。
さて今回。舞台はトリッキーさが要求される中山。それこそ同馬がもっとも得意とするカテゴリーの戦いでしかない。気になる最終週の荒れた馬場コンディションも、むしろ得意なぐらいなのだから頼もしい。強いて不安を挙げるならば距離の2000メートルだが、これもコーナー4つで小回り中山での機動力重視の戦いならば、この馬クラスのレース巧者が誤魔化せないわけもあるまい。丹念に乗られて仕上がりもOK。ここも完成度の高さを侮ってはならない。

5枠9番 アーバンシック【評価B】
 武井厩舎[東] 横山武騎手

[1週前] 横山武騎手
【美浦南W】 良 78秒9-64秒0-50秒6-37秒1-11秒7 一杯
[今週] 横山武騎手
【美浦南W】 稍 68秒8-53秒1-38秒3-11秒3 G前仕掛け

1週前は3頭併せで6F78秒9ー3F37秒1ー1F11秒7。前2頭を追いかけて直線は外を回す形だったが、最後まできっちりと伸びきった。今週も横山武を背に3頭併せ。同じく前を追いかけて外を回す調教だったが、直線は内2頭を豪快に差し切って見せた。5F68秒8ー3F38秒3ー1F11秒3。休ませて馬体、動きともにパワーアップされ、前走以上の出来。人気にこそなってはいないが、前走も前残りが顕著な中で一頭だけ後ろから追い込んできた脚力はすばらしく、ペースが上がるようなら出番は十分ある。

5枠10番 レガレイラ【評価S】
 木村厩舎[東] 北村宏騎手

[1週前] 北村宏騎手
【美浦南W】 良 81秒3-66秒0-50秒8-36秒5-10秒9 馬なり
[今週] 助手
【美浦南W】 稍 83秒8-67秒9-53秒4-38秒3-11秒3 馬なり

2週前は7F追い。長めから飛ばしたにもかかわらず、直線は持ったまま勢いのある伸び脚を披露。1F11秒7でまとめて見せた。1週前は北村宏を背に追われ1F10秒9。一杯に追われる相手を子供扱いにした伸び脚は鋭さ満点だった。今週は2頭併せ。前を走る僚馬を目標に進むと、直線は内から引っ張り切れないほどの手応え。手綱を緩めたら一気に突き放す勢いがあり、最後まで我慢させたがそれでも1F11秒3。全身バネのような馬体、鋭いフットワークが際立ち、体調面は文句なし。
まずは前走だが、追えば追うほどに伸びたホープフルSでは見事に牡馬の強豪を蹴散らしてみせた。あの内容であれば、76年振りとなる牝馬による皐月賞制覇という偉業も非常に現実的としか言いようがあるまい。それはそうだろう。もっとも重要である基礎能力が牡馬一線級と遜色ないばかりか牡馬混合GIを勝ちその能力の下地は既に証明されたのである。
近年は「牡馬混合重賞を戦ってすらいないメンバーが皐月賞に駒を進めていた」と考えれば、過去挑戦してきた牝馬と同列に扱ってはならない。
しかも、同馬を菅理するのは、あの木村厩舎。そう、昨年に惜しまれつつ現役を退いたイクイノックスを世界最強へと導いたチームなのだ。これほど、頼もしいところも中々あるまい。では、そんな今回はどんな調整で挑んできているのだろうか。基本的には前走のパターンを踏襲する形。初期段階では悪戯にテンションを上げぬよう刺激を避け、2週前より強めにスイッチを入れていく。これは癇が強い割に、以外とスイッチそのものの入りが悪い同馬のキャラクターを理解していればこそ。そして1週前には1F10秒9、直前だと引っ張りっきりにも関わらず1F11秒3と切れ切れに…。いざ追えばどれほど伸びるのだろう。仕上がりは上々。この時点までは完璧に事が進んだが、あとは鞍上の問題。そこをどう判断するかがカギ。

6枠11番 ホウオウプロサンゲ【評価C】
 矢作厩舎[西] 菱田騎手

[1週前] 助手
【栗東CW】 良 83秒0-67秒3-52秒4-37秒4-11秒4 一杯
[今週] 菱田騎手
【栗東坂路】 稍 52秒8-39秒1-25秒5-12秒3 強め

坂路で単走。最後の最後で手前を替えた点は評価しにくいようにどうしても集中力が続かない。全体的にはパワフルな脚さばきだけにその辺りは勿体ない。ただ逃げる戦法に出れば非常にしぶとく、今回も先行馬は多いが「逃げるつもりでレースをしたい」と陣営も語っている。同一厩舎に「シンエンペラー」「ミスタージーティー」が居るなら、外連味のない逃げでハイLAPを演出してくる可能性もある。しかし得てしてこういった馬に限って出遅れたりすることもあるのが競馬、当日の「気の入り方」には注意。

6枠12番 コスモキュランダ【評価A】
 加藤士厩舎[東] J・モレイラ騎手

[1週前] 小林勝騎手
【美浦南W】 良 80秒2-63秒9-49秒3-35秒5-11秒7 一杯
[今週] J・モレイラ騎手
【美浦南W】 稍 68秒6-52秒8-37秒9-11秒9 馬なり

スローの流れに前残りの馬場を見越しての3コーナーからのロングスパート。まさしく奇策が嵌まった前走の弥生賞ではあるのだが、だからといって、あの勝利をフロック視するのも、また違うだろう。どういう形にしろ、同馬が勝ったことは事実。奇策を閃いたのは鞍上でも、それを実行して最後の最後まで踏ん張ってみせたのは同馬自身、ならば、当然の評価を与えるべきだと思うがどうだろう。デビュー前から心肺機能の高さは陣営も高く評価していたもの。それが実戦経験を積み、幼さが抜けて競馬を理解してきたことで常識がかり結果がついてくるようになったということ。
3月27日は気の難しさを出して1F13秒5で一杯の脚色。そのため1週前は小林勝を乗せて実戦さながらビシッと追った。3頭併せの内からこの馬本来の迫力ある伸び脚。5F80秒2ー3F35秒5ー1F11秒7。中の馬に2馬身、外の馬に4馬身の先着と数字、動きともに立て直しに成功。今週はモレイラを背に最終調整。滑らかな加速に直線も力強い伸び脚。体の緩みもなく、前走同様の出来で臨めそうだ。

7枠13番 ジャスティンミラノ【評価B】
 友道厩舎[西] 戸崎騎手

[1週前] 藤岡康騎手
【栗東CW】 良 82秒5-67秒2-51秒9-36秒3-11秒1 一杯
[今週] 助手
【栗東坂路】 稍 55秒3-40秒1-25秒7-12秒2 馬なり

坂路で単走。フットワークがこぢんまりとして、あまり迫力を感じないというのが正直なところ。ただ、最後までバテることなく頑張りきった点は評価したい。
前走は展開に恵まれて勝ったように思われがちだが、素質馬揃いの友道厩舎でも攻め馬はむちゃくちゃ動く。ドウデュースの3歳時の雰囲気に似ている。先週は動くジュンヴァンケットが全くついて行けなかった。調教に乗ったことある康太や瑠星の2人とも乗り味を絶賛している。多頭数で簡単ではないと思うが、外をスンナリ回れそうな枠を引けたのは、トビが大きく勢いがつくのに時間がかかるという同馬の機動性のなさを考えるとプラス。目標は明らかにダービーといった仕上げだが、それでも「前走以上の状態」には高めてある。ポテンシャルは世代上位は明らかも、ここまでタフなLAPを経験していない点をどう取るか。

■7枠14番 シンエンペラー【評価B】
 矢作厩舎[西] 坂井騎手

[1週前] 坂井騎手
【栗東CW】 良 80秒9-66秒0-51秒7-36秒9-11秒3 一杯
[今週] 坂井騎手
【栗東坂路】 稍 53秒6-39秒3-25秒3-12秒3 馬なり

坂路で単走。首は高いが、だいぶ幼さが抜けた体つきになってきた。パワフルな蹴りは相変わらずで、チップが後方へとかなり舞っていた。
ただし、やはり真剣みに欠けるのである。
これが同馬を見ていて、もっとも強く感じることか。それこそ今までのレース振りを振り返って見て欲しい。遊び遊びで勝ててしまった2勝を除けば、2走前も前走も油断以外の何ものでもない負け方をしている。早々と抜け出したことで気を抜いてしまい、その隙に差された2走前のホープフルS。勝負所でモタモタしている間に勝ち馬に出し抜けを喰らった前走の弥生賞。どちらも力負けというには、あまりにも真面目さを欠くレース振りだった。
もっとファイトできるようにさえなれば、偉大なる全兄ソットサスをも越えかねないのだが…。おそらく、その辺りは陣営も危惧していたのだろう。
故に、この中間より遂に刺激を与え始めてきた。ことは単純。何とバキバキもバキバキに追って嫌でも真剣に走ることを同馬に課したのである。ただ、それでも追われた分しか動かないのだから、これはもう性格か。とはいえ、攻めた分で可動域が広がり動きは、よりパワフルに。真剣味一息もパワーアップには成功した感。

7枠15番 サンライズアース【評価C】
 石坂厩舎[西] M・デムーロ騎手

[1週前] 助手
【栗東CW】 良 97秒4-81秒5-67秒1-52秒8-37秒4-12秒0 一杯
[今週] M・デムーロ騎手
【栗東CW】 稍 98秒7-83秒0-68秒5-54秒1-39秒1-12秒4 馬なり

CWコースで併せ馬。直線を向き、僚馬との差を詰めるのに、やや苦労した。最後は僚馬に加減してもらって追いついた感じ。大きなストライドでスピード感がなく、だらっと走る感じの馬。能力は感じるが、もう少し軽快に動きたかった。

8枠16番 ダノンデサイル【評価S】
 安田厩舎[西] 横山典騎手

[1週前] 調教師 [4月4日(木)追い]
【栗東CW】 重 81秒0-65秒2-50秒5-36秒2-11秒2 一杯
[今週] 横山典騎手
【栗東CW】 稍 82秒7-66秒9-52秒7-37秒8-11秒7 馬なり

CWコースで併せ馬。道中は力みなく追走し、僚馬に接近してから、おもむろに手前を替えるあたり、馬が調教での重要ポイントを知っている。そこから馬体を並べてゴールへ。前に出られた感じもあるが動揺した様子もなく、追い切りの過程では何の問題もなく、むしろデビュー以来最高の出来。あとは、この外枠を引いたことで、曲者の鞍上が「皐月」を狙うのか「ダービー」を狙うのか。仕上げやローテまでオーナーサイドから一任されている厩舎と鞍上の作戦や如何に。

8枠17番 ビザンチンドリーム【評価A】
 坂口厩舎[西] B・ムルザバエフ騎手

[1週前] B・ムルザバエフ騎手
【栗東CW】 良 80秒4-66秒1-51秒8-37秒2-12秒1 一杯
[今週] 国分優騎手
【栗東CW】 稍 86秒4-70秒8-55秒6-40秒1-11秒6 馬なり

CWコースで併せ馬。直線を向き、相手もペースを上げている中、ジワジワと詰める感じがいい。余裕があり、相手の動きを見ている感じ。並ぶ時は首を下げ、気合を表に出した。心身ともに整っている。能力だけでいえば上位だが、いかんせん大雑把な競馬しかできない点をどう取るか。

8枠18番 ウォーターリヒト【評価B】
 河内厩舎[西] 幸騎手

[1週前] 幸騎手
【栗東坂路】 良 53秒4-38秒2-25秒1-12秒2 強め
[今週] 幸騎手
【栗東CW】 稍 85秒1-69秒1-54秒2-38秒6-11秒9 G前気合付

CWコースで併せ馬。じっくりと外を回して負荷を掛けた。並びかける時も余裕十分。いつでもかわせる脚さばきだが鞍上のゴーサインを待った。ぐっと力がこもったのは残り100を迎えてから。闘争心をうまく高めた。前走は上がり33.5も、5F通過63.1秒という「歴史的なスロー」に泣かされただけで度外視。
明らかに上りのかかる競馬には向いているし、きさらぎ賞もロスのある競馬ではあった。前走の一戦で必要以上に評価を下げるのは危険。
未勝利の2000mから距離短縮のシンザン記念、そしてそこから1F延長のきさらぎ賞とそつなくこなしていた点は軽視禁物。