現場直送”生”特注馬|2024.3.31(日)
3月31日(日)の「現場直送”生”特注馬」を公開する。
▼現場直送”生”特注馬|2024.3.31(日)▼
■阪神5R 3歳1勝クラス
特注馬:9マイネルティグレ
今週の坂路が目を引いた。古馬2勝クラスのメイショウカゲカツと併せ馬。残り1F、一杯に追われる相手に対し、持ったまま。少し手綱を緩めると矢のような伸びで1馬身突き抜けた。4F54秒9~1F12秒7。見守った関係者も「格上を子ども扱いしたように、動きに切れが出てきた」と笑顔だった。勝ってオープン入りを決める。
■中山5R 3歳未勝利
特注馬:16ウェイトゥザドーン
前走は断然人気の勝ち馬には離されてしまったが、2着馬とは僅かな差。最後は接戦からひと伸びを欠いたが、勝った逃げ馬を追いかけた影響が大きかった。ただ距離延長で追走が楽だったように収穫のある一戦で、再度中山芝2200mなら前進確実だ。この中間も松岡が付きっ切りで面倒を見ており、1週前は馬場の大外を回して5F68秒4ー3F38秒2ー1F12秒0。今週は6Fから徐々にペースを上げると直線は馬場の真ん中に位置を取ったが、弾むようなフォームから矢のように伸びて1F11秒5。柔らかい馬体を保てており、肌も薄く、しっとりと見せる状態。勝ち負けになる。
■中山6R 3歳1勝クラス
特注馬:6カイトグート
未勝利を強敵相手に勝ち上がったが、昇級+距離短縮の前走は7着に敗退。ただ手応え以上に粘れていたし、着差も0秒3と着順ほど負けたイメージはない。ひと息入れて成長を促したが、これが奏功してレベルアップに成功。1週前は馬場の外を回してたっぷりと負荷をかけたが、余力を持って1F11秒3。日曜は1F11秒2をマークして迎えた今週は丸山を背に単走。ゆったりとしたペースから、直線は外ラチいっぱいに進路を取って、ラストはズバッと切れた。5F68秒9ー3F38秒1ー1F11秒5。素軽いフットワークに加えて、伸び脚も切れ味十分。ケイコ通りなら実戦ではじける。
■中山7R 3歳1勝クラス
特注馬:6アムールドパリ
前走は果敢にハナを奪って主導権を握ると、直線は後続を突き放す圧巻のパフォーマンス。まだ余力を残していた内容から時計も詰められるはずで、昇級即通用の器とみていいだろう。ケイコの強度も上がり、直前坂路で手控えた前走とは一転して、今回はコースでしっかりと乗り込んでいる。1週前は併せて1F11秒3。今週も併せ馬で追われたが、追われる相手を手応えで圧倒すると、最後まで持ったままの手応えで鋭伸。6F84秒2ー3F37秒5ー1F11秒2。走りっぷりが良くなり、時計も出るようになった。体もひとまわり大きくなっており、仕上がりの良さが目立つ。
■中山10R アリエスステークス
特注馬:15プレミアムスマイル
1週前はCWで古馬3勝クラスのマルカアトラスと併せ馬。8馬身後ろからスタートして、コーナーで内から差を詰める。直線、鞍上の仕掛けに鋭く反応。一気に4馬身突き放した。6F81秒4~1F11秒3とタイムも優秀。今週は坂路で息を整えて態勢が整った。「休み明けを一度使って想像以上に良くなった」と陣営。狙う価値は十分にある。
■中山12R 4歳上2勝クラス
特注馬:8スティルディマーレ
前走は激しい先行争いに加わって息が入らず。久々で気負っていたことも敗因だった。ひと叩きでガス抜きは完了。今回は転厩で臨むが、ケイコの動き、気配はかなり良く映る。1週前は3頭併せで1番の手応え。5F66秒4ー3F36秒9ー1F11秒4。今週は半マイルからだったとはいえ、ラスト1F11秒2。体を大きく使ったダイナミックなフォームに、ラストの切れも申し分なし。いい意味でゆとりが出て、どっしりと構えている気配も好印象で、一変があっても驚けない。
以上6頭を、3月31日(日)の現場直送”生”特注馬として紹介する。