現場直送”生”特注馬|2024.3.9(日)
3月9日(日)の「現場直送”生”特注馬」を公開する。
▼現場直送”生”特注馬|2024.3.9(日)▼
■中山3R 3歳未勝利
特注馬:16カマクラバクフ
ダートに切り替えた前走が見せ場十分の3着。タフな馬場でもしぶとく脚を使って勝ち馬に迫ったように、未勝利脱出へのメドを立てた一戦だった。ひと息入れたが乗り込みは万全。2月11日に初時計をマークすると、そこから美浦ウッドで併せ馬を丹念に消化して計8本の時計を重ねてきた。1週前は2勝クラスの馬と併せて遅れはしたが、馬なりで1F11秒6。日曜の併せ馬では一杯に追われる相手を馬なりのまま応戦して1F11秒7。今週は古馬1勝クラスと併せたが、手応え、脚勢で上回る伸び脚。馬体も中から膨らんだような張りがあり、前回以上の出来で臨める。
■阪神5R 3歳1勝クラス
特注馬:7ゴールドサーベル
最終追いが圧巻だった。CWで古馬3勝クラスのアオイイーグルと併せ馬。4馬身後ろからスタートする。コーナーで内から差を詰めて直線へ。一杯に追われる相手を少し気合をつけただけで頭差かわした。6F80秒6~1F11秒3の好時計。見守った関係者も「前走から活気が出てきて、馬が変わってきた」と陣営。連勝に期待する。
■中山6R 3歳1勝クラス
特注馬:2インテルメディオ
未勝利を楽勝した後は1度放牧へ。無理使いせず成長を待ったことで、馬体、動きともにかなりのパワーアップに成功した。帰厩後の実質初追い切りで1F11秒3。馬場の大外を豪快にはじけた動きは歴戦の古馬のような迫力があった。1週前は3頭併せでうなるような走り。6F82秒4ー3F36秒5ー1F11秒4。今週は重賞出走のククナと併せたが、力感あふれるフォームから、外ラチ沿いを矢のような伸び脚。1F11秒6も手応え、脚勢にはまだまだ余裕があった。馬体もはち切れんばかりの状態で、ここにきての成長は目覚ましいものがある。
■中山9R 房総特別
特注馬:2ウィズグレイス
もともとケイコは良く見せるタイプだが、前走時よりも柔らかく体を使って、前向きさも出ている。2月21日には3頭併せの真ん中から、スパッと切れて1F11秒6。1週前は大きく前を走る2頭を追いかけたが、直線はあっさりと並んでのフィニッシュ。5F64秒8ー3F37秒2ー1F11秒8を軽々と叩きだした。今週は2頭併せ。僚馬を誘導する形で直線で馬体を合わせたが、相手を上回る脚勢でしっかりと伸びきった。5F68秒3ー3F37秒7ー1F11秒5。メリハリを利かせて乗り込まれ代謝もアップ。この時季では珍しいほど肌をピカピカに見せており、変わり身が見込める出来だ。
■中京11R 金鯱賞
特注馬:7ヤマニンサルバム
前走後はここを目標に順調に調整されてきた。1週前はCWで6F82秒7~1F11秒4をマーク。うなるような気合が好印象だった。今週は坂路で3歳1勝クラスのヤマニンアラクリアを3馬身追走。直線鋭く3馬身突き抜けた。4F54秒2~1F2秒3。「使うごとにパワーアップしている。この相手でも期待の方が大きい」と厩舎サイド。得意の中京なら一発も十分ある。
■中山12R 4歳上1勝クラス
特注馬:4グランプレジール
1月25日に初時計。そこから坂路と美浦ウッドを使って、納得するまで乗り込まれてきた。当初は体が絞りきれず、動きも重々しく映ったが、2月末からようやく心身がかみ合って動ける態勢に。1週前は半マイルから4F50秒5ー3F36秒3ー1F11秒6。重心を低く構えたまま、リズム良く真っ直ぐ伸びきった。今週は3頭併せで内に潜ったが、僚馬にスッと並ぶと回転ピッチを上げて楽々と同入を果たす。前脚を強くたたき付ける馬力のあるフットワーク。6F82秒8ー3F37秒4ー1F12秒2。体も引き締まり、トモのボリュームも文句なし。隙のない仕上がりだ。
以上6頭を、3月10日(日)の現場直送”生”特注馬として紹介する。