現場直送”生”特注馬|2023.12.23(土)


現場直送”生”特注馬|2023.12.23(土)


12月23日(土)の「現場直送”生”特注馬」を公開する。


▼現場直送”生”特注馬|2023.12.23(土)▼

■中山2R 2歳未勝利


特注馬:15イゾラフェリーチェ


兄にエフフォーリアがいる厩舎ゆかりの血統馬で、馬体の雰囲気からも大きく育つ可能性を秘める1頭。初戦は緩さを残したことでもうひと伸びを欠いたが、1度使ったこと、放牧で成長を促したことでパンプアップに成功。動きも活発になっており、1週前は古馬と併せて楽に同入。今週は年長馬と併せて1F11秒4。馬場の大外を回して、外ラチ沿いを真っ直ぐな伸び脚。スピードの乗りの良さ、追っての反応ともに初戦とは明らかに変わっている。馬体の緩さも抜けた今回は未勝利Vへ。

■阪神4R 2歳未勝利


特注馬:6クイーンズウォーク


前走後は一度短期放牧に出して12月から時計をマーク。最終追いが実に軽快だった。古馬2勝クラスのディキシーガンナーを2馬身追走。手が動く相手に、持ったままの手応えで並びかける。そのまま併入でフィニッシュして6F83秒1~1F11秒7。追っていれば突き放していただろう。「新馬戦が悔しい結果だったので、今回は必勝態勢。クラシックに間に合わせたい」と関係者。相手探しのレースだ。

■中山5R 2歳新馬


特注馬:14グランドフォレスト


早め入厩から、じっくりと調整を続けてきた。その甲斐あってひと追いごとに着実な成長が見られ、12月6日の追い切りでは長めから追って6F84秒6ー3F38秒3ー1F11秒6を馬なりでマーク。1週前は同じ2歳馬が相手だったが、一杯に追われる相手を子供扱い。最後はグイッと前に出て1F11秒7をマーク。今週は実戦を意識させるために3頭併せの真ん中に入ったが、両サイドとは手応え、勢いが違った。1F11秒6を軽々とマークしたように、切れのあるフットワークが目立つ。肌もしっとり見せて、この時季には珍しいほどピカピカ。初戦から能力全開といく。

■中山6R 2歳新馬


特注馬:4リンガスロシェ


2週前追い切りでは重賞勝ち馬相手に互角の走りを披露。この1本で出来がグンと上向き、1週前は3頭併せで追われる2頭をいつでも抜き去れる勢いを発揮。今週は2頭併せ。前を走る僚馬を見ながら内に潜ると、直線は追われる相手を終始馬なりで圧倒。最後まで手綱を動かすことはなかったが、それでも1F11秒6。半馬身の先着でフィニッシュした。全体時計も5F66秒0ー3F37秒0と優秀で、追ってもケロッとしているように基礎体力がある。前向きな性格もいかにも初戦が良さそうなタイプだ。

■阪神9R 万両賞


特注馬:5ソンシ


デビュー戦快勝後はここを目標に調整。1週前はCWで古馬1勝クラスのプレッジを1馬身追走。コーナーで内から差を詰める。直線、鞍上が少し気合をつけただけで鋭く加速。古馬を4馬身置き去りにした。タイムは7F99秒5~1F11秒3。今週の坂路も4F52秒9~1F12秒1と中々の数字。「一度実戦を使ってさらに良くなった」と陣営。V2に期待したい。

■中山9R ノエル賞


特注馬:13ビジューブリランテ


夏の札幌戦がチグハグな競馬になってしまったことで、続戦せずに放牧へ。涼しい時季を待っての美浦への帰厩となったが、無理なく調整を進められたことで馬体、動きの良さが際立っている。1週前追い切りは三浦を背に併せ馬。6Fから飛ばしながらも、最後まで脚勢に乱れなし。ゴーサインにも瞬時に反応して僚馬を3馬身突き放した。6F81秒6ー3F37秒6ー1F11秒9。今週も三浦が手綱を取って最終調整。スピード感にあふれたフットワークに、直線も相手をあっさりと突き放す切れ味。重心をしっかりと下げて前へ前へ行く気持ちのこもった走りは、レースが待ちきれないといった感じだった。馬体もトモの張りが盛り上がり、いい頃の出来を取り戻した。


以上6頭を、12月23日(土)の現場直送”生”特注馬として紹介する。