現場直送”生”特注馬|2023.11.4(土)
11月4日(土)の「現場直送”生”特注馬」を公開する。
▼現場直送”生”特注馬|2023.11.4(土)▼
■東京2R 2歳未勝利
特注馬:10タイセイフェスタ
デビュー戦は好位に取り付くセンスを見せるも、最後は息切れ。まだ息の入れ方が下手で、走りと気持ちがかみ合っていなかった。ただ、使ったことで落ち着きが出て、オンとオフの切り替えもスムーズ。中1週となるが手加減なく攻め込んだ過程は、この1戦に全力投球の証明だ。6Fから徐々にペースを上げて、外に合わせる形。直線は追い比べとなったが、一瞬にして抜け出して最後は7馬身突き放す圧巻のパフォーマンス。5F66秒6ー3F37秒5ー1F11秒6。体も締まって、上積みは相当だ。
■東京4R 2歳新馬
特注馬:12アッシュルバニパル
見栄えのする好馬体。フットワークも力感にあふれ、素材の良さがうかがい知れる。ここまで順調に乗り込まれ、併せ馬では古馬相手に互角の動きを披露。1週前は古馬2勝クラスを上回る勢い。また日曜には古馬OP馬と互角に動いていた。今週は他厩舎を交えての3頭併せとなったが、ダイナミックなフォームから一気に伸びて6F79秒8ー5F64秒3ー3F36秒9ー1F11秒6。相手を圧倒する勢いで楽々と好時計をマークして見せた。肌もピカピカに仕上がっており、先々まで注目の逸材だ。
■京都5R 2歳新馬
特注馬:2サントロペ
今週の坂路が圧巻だった。古馬3勝クラスのランドボルケーノを2馬身追走。残り1Fで併せ馬に持ち込む。一杯に追われる相手をよそに、こちらは馬なり。鞍上の手は微動だにしない。ラスト軽く手が動くと、待ってましたとスパート。1馬身突き抜けた。4F54秒9~1F12秒4の時計以上のインパクト。関係者も「どちらが格上か分からないくらい動いたね」と笑顔だった。デビュー戦を白星で飾る可能性は極めて高い。
■東京9R 神奈川新聞杯
特注馬:15ラフエイジアン
重賞の前走は出負けのロスもあって大敗を喫したが、厳しい競馬を経験したことは今後の成長に繋がるはず。夏場は無理使いせず放牧でリフレッシュ。その甲斐あって前走のダメージは抜けて、馬体をふっくらとさせての帰厩。追い切りもいつも以上に順調に重ねられ、ここまで計10本の豊富な乗り込みを消化。1週前は3頭併せの内から伸びて先着フィニッシュ。5F65秒6ー3F37秒4ー1F12秒0。今週は攻め駆けする古馬と併せてラストは力強い伸び脚。推進力を増した走りに無駄はなく、前へ前へ走る姿勢は好感が持てる。自己条件ならいきなり通用していい。
■京都10R 貴船ステークス
特注馬:7ショウゲッコウ
1週前は坂路で2歳1勝クラスのムームと併せ馬。2馬身後ろからスタートする。一杯に追われる相手に対して持ったまま。鞍上が手綱を緩めると、素早くギアを上げて2馬身突き抜けた。タイムは4F54秒5~1F13秒1。今週も坂路で4F56秒0~1F12秒4と軽めの調整だったが、脚取りはスムーズ。「間隔は空いたが、夏負け気味だった前走より断然いい」と厩舎サイドは手応えを示した。狙う価値は十分にある。
■東京10R ノベンバーステークス
特注馬:2ロジハービン
長期休養明けの6月、7月の2戦は見せ場をつくれなかったが、3カ月の立て直しを図って仕上げ直した今回は馬体、動きともにかなり良くなっている。コースと坂路を併用してしっかりと乗り込まれ、1週前はウッドで5F66秒7ー3F37秒3ー1F11秒5。攻め駆けする相手と互角に動いた。今週は5Fからペースを上げて直線で馬体を並べたが、手応え、脚勢で上回り、最後は相手に合わせてのフィニッシュ。5F66秒8ー3F37秒5ー1F11秒9。馬体の重め感がなくなったことで、フットワークが滑らかになった。一変があっても驚けない出来。
以上6頭を、11月4日(土)の現場直送”生”特注馬として紹介する。