【全メンバー様へ】故・坂井千明への生前のご厚誼に心より感謝申し上げます。

【全メンバー様へ】故・坂井千明への生前のご厚誼に心より感謝申し上げます。

阿修羅PROJECTにご在籍頂いております皆様、平素より多大なるご愛顧を賜っておりますこと心より感謝申し上げます。

加賀武見でございます。

去る1月8日、私共の盟友である坂井千明が帰らぬ人となってしまいましたこと、残念でなりません。

「死ぬまで少年の心でいることのできる人は実に幸いである」

この言葉は私が敬愛する大正時代の文豪有島武郎氏が書いた小説の一節でございますが、今、まさにこの言葉を彼に捧げたいと思っております。

ご家族、ご親族の皆様にとっては勿論のことでございますが、私たちにとっても彼は不可欠な存在であり、その優れた人間性と情熱は決して忘れられません。

心から哀悼の意を捧げたいと思います。

あまりにも急な別れであったことで、私自身この状況を即座に受け入れることが出来ず、公の場でのご挨拶が本日になってしまったことお許しください。
メール会員の皆様には水曜日に直接ご報告申し上げましたが、改めまして彼の遺志を皆様にもお伝えするためにも、公式サイト上にてご報告申し上げます。

まず、彼を支えてくださいましたオーナー様、競馬関係者様各位、そして長年ファンとして支えてくださいました皆様におかれましては、坂井千明への生前のご厚誼に心より感謝申し上げます

ホースマンとしての姿勢は勿論、阿修羅PROJECT発起人の一人として、私加賀、そして塩崎利雄と共に、このプロジェクトの成長を心の底から楽しみにしてくれていた彼の想いは、残された私共がしっかりと引き継ぎ、彼が生きた証の一つとしてその遺産を守り続けてまいります。

彼が長年培ってきた「競馬への想い」「サラブレッドへの想い」「ホースマンへの想い」、そして「ファンの皆様への想い」は、しっかりと私共阿修羅PROJECTの中にも根付いております。

「調教は嘘をつかない」

という彼の信念と審美眼と受け継ぐ者も多数居り、彼の遺志は確実に引き継がれ、更に進化を遂げていくものと確信しております。
今後とも彼の遺した「様々なモノ」を余すことなく、皆様にご披露してゆく所存でございます。

彼との思い出を語り出せば止まらないほどに沢山のエピソードが思い起こされます。
とりわけ彼は「後進の育成」に人生を賭けて取り組んできた人物。
現役ジョッキーだったころから「千明塾」を開き、自らの騎乗技術や考え方を惜しみなく後進に伝えておりましたが、それは後進の騎手に留まらず、牧場スタッフや、厩務員、そして記者や予想家にまで及び、全ては「競馬の素晴らしさをしっかりと世に伝えたい」という想いから、自分の持っているモノを全て受け継いで欲しいという思いの表れであったと想像しております。

松下村塾ではございませんが、千明塾を通じて門下生へと伝搬された彼の競馬への想いは今後も競馬界に生き続けてゆくということ。
彼が成したことはそれだけ大きいということでございます。

この遺産を受け継ぎ、しっかりと後世へと遺す事が「阿修羅PROJECTとしての使命」に加わったこと。
阿修羅PROJECTの全スタッフが強い使命感を持って取り組んでまいりますことをお約束いたします。

その上で、今週。
私共は彼の弔い合戦のつもりで週末の情報提供に臨みます。
何かへの復讐といった意味合いはございませんが、道半ばにしてこの世を去らねばならなかった彼の想いを追悼する意味でも全力を尽くします。

生前彼がよく口にしていた「加賀さん、ファンあっての競馬だよ。俺ら3人の内誰かが死んでも絶対に情報提供を止めちゃならんよ」という言葉を、こんなに早く実践しなくてはならなくなるとは想像だにしておりませんでしたが、これは彼と交わした約束です。

この悲しい出来事が心を大きく揺さぶる中、私共は彼との約束を守るべく今週も変わらぬ情報収集体制を敷きました。

もちろん、関係者に皆様からは「仕事している場合なのか」とのご指摘を受ける一面もございましたが、坂井千明自身「生涯馬乗り、死ぬまで現役」と言い続けてきた人物。その彼が一番望むことは、どのような状況下であっても『ファンを喜ばせることを最優先に考えよ』ということに間違いありません。

『確かに千明はそういう奴だった』
『そしてそういう面も含めて奴は生涯子供のままだったな』

と、彼の笑顔を思い出しながら情報提供に共感を示してくれる関係者の声に勇気をもらいながら、この週末を迎えられております。

その上で一点だけ謝罪申し上げます。

無料情報の充実を目的に、阿修羅PROJECT公式LINEを発足したばかりではございますが、『今週の無料情報』に関してだけは、お休みをいただきたいということ。

楽しみにしてくださっていた皆様には大変申し訳ないのですが、

「坂井千明の追い切り診断」は勿論のこと、毎週末公開しております、

・現場直送”生”特注馬
・現場の裏話コラム

につきましても、今週は休止とさせていただき、阿修羅認定競走の提供に全集中させていただきますこと、ご理解賜れれば幸いです。

「愛知杯」「京成杯」「日経新春杯」そして「阿修羅コロガシ」の合計4企画5競走でお届けする今週末の阿修羅認定競走。

多くの皆様から公募へのお申込みをいただけた事にも感謝申し上げ、悔いのない提供を行うべく、そして、千明君に安心して荼毘に付していただくためにも、ここに集中させていただきます。

何卒ご理解を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

拙いご挨拶ではございましたが、故人の遺志をしっかりと引き継ぐことへの宣言として、阿修羅PROJECTを代表してここに記します。

そして、坂井千明君。
あなたの真摯な生涯は、この悲しみの中にあっても、私どもの誇りとするものであります。
どうか安らかにおやすみください。

2024年1月12日
加賀武見