現場直送”生”特注馬|2024.11.17(日)
11月17日(日)の「現場直送”生”特注馬」を公開する。
▼現場直送”生”特注馬|2024.11.17(日)▼
■東京2R 2歳未勝利
特注馬:6ダノンリュラ
前走は出負けして後方から。さらには他の馬を気にして外々を回る形に、道中引っ掛かる仕草。荒削りなレースぶりとなってしまったが、最後までしぶとく脚を伸ばして2着を確保。負けて強しを感じさせるレースぶりだった。実戦を2度使い体調面がピリッとしており、1週前芝コース、直前坂路で軽めだった前回の調整過程とは一変、今回はウッドでしっかりと乗り込めた。1週前は併せ馬で馬場の大外を回して6F84秒4ー3F38秒6ー1F11秒9。今週は単走で馬の気に任せたが、スタートからスピードに乗った走りで、直線も馬場の大外から矢のような伸び脚。6F82秒6ー3F38秒0ー1F11秒6。攻め強化でフォームの力感が増しており、未勝利脱出は目前だ。
■東京5R 2歳新馬
特注馬:2ダノンピクチャー
ひと追いごとに時計を詰めて、素軽さもアップ。1週前は3頭併せで6F81秒1ー3F38秒2ー1F11秒4。ケイコ駆けする古馬にもしっかりと食らいついていた。今週はマーカンドが騎乗して3頭併せ。前2頭を見ながらピタリと折り合って進むと、コーナーさばきも滑らか。直線で内に潜ると、しなやかなフォームで一気にはじけた。6F82秒1ー3F37秒1ー1F11秒3。今週も古馬相手に互角に動いていたことから、ケイコどおりなら所詮から楽しみな存在。
■京都5R 2歳新馬
特注馬:2パラディレーヌ
牝馬のわりに体を大きく見せるものの、身のこなしが機敏で見ていてモッサリ感は一切ない。陣営によると「スタートも速い」ということだし、なかなかセンスは高いようだ。直前のCWではラスト1ハロン11秒4とシャープな末脚も披露していたし、鞍上の手応えにはまだまだ余裕も。ビシッと行けばさらに切れそうだった。
メリハリのある馬体に、肌もピカピカ。いい状態でデビューを迎えられた。
■東京8R 赤松賞
特注馬:4ロンドボス
先週のデイリー杯2歳Sを自重したが、大した外傷ではなかったということが証明された格好。坂路を馬なりのまま駆け上がり、ラスト1ハロン12秒1と鮮やかな末脚で締めて見せた。毛ヅヤも冴えて見せているし、馬体もひと回り大きくなった印象だ。落ち着いて走れているのも何より。牡馬混合の重賞で人気を集める存在が、牝限の自己条件なら当然主役。
特注馬:5マピュース
デビュー戦は完全な前残りの展開を、間を縫うように抜けての差し切り勝ち。前走は重賞で一気の相手強化に加えてペースも速く脚がたまらなかったが、大きく負けはしなかった。レース後のダメージもすぐに回復して、日曜に時計を出すと迎えた今週は大きく前を走る僚馬を目標に進み、直線は追われる相手を尻目に持ったままグングンと加速して最後は1馬身の先着でフィニッシュ。6F82秒6ー3F37秒9ー1F12秒0。相手に合わせなければ、まだまだ時計も詰められていた。見栄えのする馬体からも素質は確かで少頭数のここは外を回っても差し切れる。
■京都8R 3歳上2勝クラス
特注馬:3アガシ
休み明けの前走は人気薄ながら余裕すら感じさせる完勝。陣営が言うとおり、思った以上に去勢の効果は高かったということだろう。この中間も「しっかり集中力は保てている」とのことであり、今週の坂路でもラスト1ハロン11秒9とキレッキレ。しかも鞍上の手綱は抑えられたままだった。休み明けひと叩きの上積みを考えれば昇級即通用だろう。
■東京12R 3歳上2勝クラス
特注馬:12メタルスピード
勝ち味に遅いが崩れのない成績。前走も3角から馬体を並べてきた相手と競りながらも、最後までしぶとく脚を使って2着。うまく息が入る展開だったら、勝っていてもおかしくない内容だった。今回は坂路中心の調整からウッドに変更。その効果は抜群で、今週は6Fから軽快に飛ばすと、直線も馬場の真ん中を一直線の伸び脚。追って重心が沈み込み、推進力のあるフォーム。時計も6F79秒9ー3F36秒2ー1F11秒2と速く、ここ目標に体調を一気に上げてきた。馬体もパンパンに膨らんでおり、近走では1番の出来。
以上7頭を、11月17日(日)の現場直送”生”特注馬として紹介する。