現場直送”生”特注馬|2024.9.22(日)
9月22日(日)の「現場直送”生”特注馬」を公開する。
▼現場直送”生”特注馬|2024.9.22(日)▼
■中山3R 2歳未勝利
特注馬:12マグネシアブリック
デビュー戦はスローペースからの瞬発力勝負。上位2頭とは決め手の差が出てしまったが、器用な立ち回りと追って味のある伸び脚で3着を確保。センスの高さを証明した。1度使ったことで幼さが抜けて、追い切りでも軽快な走りを披露。1週前はケイコ駆けする古馬相手に遅れはしたが、馬場の大外から粘り強く脚を伸ばして5F66秒1ー3F36秒9ー1F12秒1と優秀な数字をマーク。今週は古馬を前に置いて6Fからペースアップ。馬場の大外で馬体を並べると、追われる相手に対して馬なりで応戦。最後まで相手に合わせる余裕を見せながらも6F83秒4ー3F38秒1ー1F11秒2。追えば10秒台も出ていたか。小柄ながらバネが素晴らしく、ブレのないフォーム。良化は著しい。
■中京5R 2歳新馬
特注馬:1ミラージュナイト
調教パートナーは常に古馬。期待の大きさがうかがえる。動きも一級品。1週前はCWで古馬1勝クラスのユアフラッシュに4馬身先着。6F84秒4~1F11秒5をマークした。今週は坂路でオールカマーに出走するミクソロジー相手に併入。4F54秒5~1F13秒0を計時した。「入厩後の動きは文句ない。クラシックを狙える素材」と関係者。相手探しの一戦だ。
■中山5R 2歳新馬
特注馬:2コスモグラニット
9月1日に初時計。そこから併せ馬をバリバリと消化して、ひと追いごとに着実に良化。1週前はしまい重点だったとはいえ、1F11秒4。古馬相手にしっかりと食らいついた。15日には古馬と併せて6F79秒3ー5F63秒0ー3F36秒6ー1F12秒4の好時計。さすがに最後は脚が上がったが、全体時計はこれからデビューを迎える2歳馬が簡単に叩き出せる数字ではない。今週は5Fからペースアップ。僚馬を誘導して馬場の外に持ち出すと、追われる相手を待ちながら手応え十分。外ラチに沿って、弾むような伸び脚。5F65秒9ー3F37秒9ー1F12秒1。気性も素直でとにかく一生懸命に走る性格。ケイコ通りならいきなり勝ち負けになっていい。
■中京9R 夕月特別
特注馬:8リラボニート
1週前はCWで7F93秒4~1F11秒5の好時計をマーク。2歳1勝クラスのアルテヴェローチェに半馬身先着を果たした。今週はCWで軽く汗を流して調整完了。前走から中7週、仕上げに抜かりはない。「前走(プラス12キロ)は成長分。筋肉がついて動きに力強さが出てきた」と厩舎サイド。連勝に期待したい。
■中山9R 木更津特別
特注馬:1ミラビリスマジック
デビューから中山マイル戦で2連勝。重賞初挑戦となった前走は、輸送で体を大きく減らしてしまったことが敗因にあげられる。今回は走り慣れた舞台で自己条件。早くからここ目標に乗り込んだこともあって、ケイコの動きはひときわ目立っている。1週前は実戦さながらビシッと追われ5F65秒1ー3F37秒1ー1F11秒7。古馬相手に5馬身の先着を果たす。今週はケイコ駆けする相手と併せたが、手応え、脚勢で完全に上回る伸び脚。重心がグッと下がったフォームは迫力満点で、持ったままスパッと切れて1F11秒4。全体時計も6F81秒6ー5F65秒2ー3F36秒9と速く、休養効果でスピード、切れともに磨きが掛かった。体も中から膨らんだような張りがあり、文句なしの仕上がりだ。
■中山10R 内房ステークス
特注馬:7ホウオウカブキ
前走は早めにマクって2番手に取り付くと、直線は楽に抜け出して2着馬には4馬身差の圧勝V。2勝クラスではレベルが違った。今回は7カ月ぶりの実戦となるが、じっくりと成長を促したことで馬体、動きともにパワーアップ。1週前は3頭併せで6F81秒2ー3F37秒4ー1F11秒6の好時計。先行した2頭の内に潜ると、持ったまま突き抜ける勢い。最後まで抜け出すのを我慢させたが、手綱を緩めればいつでもはじけそうな感触だった。今週はオールカマーに出走するレーベンスティールと併せたが、最後まで粘り強く伸びて6F80秒8ー3F36秒8ー1F11秒5。質の高い調教を積み、仕上がりは申し分なし。2連勝が狙える。
以上6頭を、9月22日(日)の現場直送”生”特注馬として紹介する。