現場直送”生”特注馬|2024.9.16(月)
9月16日(月)の「現場直送”生”特注馬」を公開する。
▼現場直送”生”特注馬|2024.9.16(月)▼
■中山2R 2歳未勝利
特注馬:11アンティジャミーラ
デビュー戦は追走に苦しみ、勝負どころではまだ離れた最後方。そこからメンバー最速の上がりを使ったが、展開、小回りコースを踏まえれば大敗も仕方がなかった。成長を促すために放牧で立て直したが、帰厩後の馬体、気配は明らかに変わっており、実戦を経験しての上積みは大きい。1週前は併せ馬で1F11秒6をマークして先着。今週は3頭併せ。前2頭を大きく追いかけるハードな調教となったが、直線はあっさりと並ぶ加速を披露。最後まで手応えには余裕があり、追えば抜け出せる勢いだった。5F67秒2ー3F38秒0ー1F11秒5。中の馬に同入、外の馬に2馬身の先着。芯の入ったフットワークからも、良化は歴然。一変が期待できる。
■中山4R 2歳未勝利
特注馬:4ドゥカート
前走は2番手で流れに乗ると、直線で1度は先頭に立つシーン。勝ち馬には目標とされてしまったが、3着馬には2馬身半の決定的な差。初勝利のメドは完全に立った。暑い時季は牧場で過ごして8月末に美浦に帰厩。1週前追い切りでは3頭併せで先着。6F83秒7ー3F37秒7ー1F11秒8をマーク。今週は古馬との2頭併せ。前を見ながら徐々に差を詰めると、直線は追われる相手を馬なりのまま抜き去って見せた。6F83秒3ー3F38秒6ー1F11秒8。馬体も無駄がなくなって、特に胸前の厚みが増した成長を示すつくり。初勝利は目前だ。
■中京5R 2歳新馬
特注馬:8デュアルロール
最終追いが圧巻だった。坂路で古馬2勝クラスのメイショウシロガネと併せ馬。3馬身後ろからスタートする。残り1Fで併せ馬に持ち込むと、回転の速い脚さばきで格上の古馬を半馬身競り落とした。4F51秒0~1F13秒2と終いは少しかかったが全体のタイムも優秀。「稽古を重ねるごとに動きが良くなってきた。楽しみだね」と陣営。初陣を白星で飾る。
■中山9R 鋸山特別
特注馬:14テリフィックプラン
除外で出走は延びたが、むしろ乗り込めたのが吉と出た。緩さが抜けた馬体に加えて、フットワークに力強さが増しており、2勝クラスではレベルが違う。1週前は坂路でビシッと追って、今週はウッドコースで併せ馬。約5馬身追走の形でスタートしたが、その差をあっさりと捕らえると、直線は迫力満点のフットワークを披露。5F67秒8ー3F39秒8ー1F11秒9。やる気になればいくらでも動いてしまいそうなほど活気にあふれ、馬体もパンパンに膨らんだ状態。さらに進化した。
■中京10R 桑名特別
特注馬:2メイショウピース
最終追いが目を引いた。CWで古馬3勝クラスのナリタローゼと併せ馬。終始持ったままの手応えで7F95秒9~1F12秒1の好時計をマークした。併せ馬は併入だったが、脚色は優勢。追えば突き抜けたに違いない。見守った関係者も笑顔だった。「折り合いもついたし、手綱を緩めた時の反応も良かった」。今度こそ白星をつかむ。
■中山10R 習志野特別
特注馬:2ホウオウサンデー
夏の暑い時季を無理して使うことはせず、前走後は中山まで待機。じっくりと調整ができたことで、馬体、動きは前回以上にある。1週前は併せ馬で5F67秒1ー3F37秒8ー1F12秒2。一杯に追われる相手に対して終始馬なりのまま応戦して、最後は相手に合わせる余裕の走り。今週も併せ馬。前の馬ながらリズムを保ち、直線は押さえきれないほどの手応えで一気にはじけた。5F69秒2ー3F39秒2ー1F12秒3。数字以上の切れと迫力があり、毛ヅヤもピカピカの状態。活気が充満しており、出来には太鼓判を押せる。
以上6頭を、9月16日(月)の現場直送”生”特注馬として紹介する。