【阿修羅の追い切り速報】重賞以外の追い切り特注馬

【阿修羅の追い切り速報】重賞以外の追い切り特注馬

ここで取り上げる注目馬は基本的に「阿修羅認定競走以外」のレースからの選出となっておりますが、好調教馬のみならず先々の指定に向けての【思惑】が絡んだ馬が紹介されることもございますので、推奨馬に関しては当該レースのみならずその後の動向もチェックしておくことをお薦めいたします。

注目の美浦の追い切りから。


<美浦>馬場寸評(2024.6.26)

【美浦ウッド】は良。今週から開門が1時間早まり、馬場も福島に合わせて右回りに変更。どの厩舎も暑さを避けたいために、涼しい朝1番に追い切りが集中した。良馬場でも前日からたっぷりと水まきを行っており、また馬場もローラーで固められている。そのため締まって走りやすい馬場。時計も速かった。騎乗した助手は「馬場のいい時間帯に追い切れたこともあって、速い時計が出たね。適度に湿っていてクッションも利くし、走りやすい状況。やる気になれば1F10秒台も出るよ」とのこと。日曜福島11R・ラジオNIKKEI賞に出走するシリウスコルトが6F82秒9ー3F38秒4ー1F11秒5。セットアップが6F83秒4ー3F38秒5ー1F11秒6。
【美浦ポリトラック】は良。柔らかく粘り気のある状態。走りやすく時計も出ている。1F11秒台前半なら優秀だ。
【美浦ダート】は良。適度に水分を含んで軽い砂質。走りやすく、時計も速め。1F11秒台なら優秀だ。
【美浦芝】は良。青々とした芝が生えそろって、走りやすいコンディション。ただ、ビシッと追うような馬はおらず、時計は通常値。1F12秒台前半なら優秀と言える。
【美浦坂路】は良。適度に締まって走りやすいコンディション。先週同様に時計は速め。1F12秒台前半ならOKだ。


<美浦>追い切り注目馬

■土曜福島10R 松島特別
 ロムネヤ(牝5歳)

父:ディープインパクト
母父:All American
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス(株)
厩舎:美浦・国枝 栄

昨夏の新潟戦以来となるが、無理に復帰させることなくじっくりと時間をかけたことで、馬体、動きは好調時と遜色なし。1週前追い切りはウッドで3頭併せを行ったが、しなやかな伸び脚で先行2頭をあっさりと捕らえて見せた。5F67秒6ー3F37秒6ー1F11秒7。今週は実戦で手綱を取る原を背に3頭併せ。前2頭を見ながらピタリと折り合って、直線は内に潜ると持ったままグングンと加速。最後まで手応え、脚勢に余裕を持ったまま真っ直ぐ伸びきった。5F66秒0ー3F36秒6ー1F11秒2。全身バネのようなフットワークは躍動感にあふれ、体も中から膨らませたような張りとツヤ。心身ともにしっかりと立て直しての復帰戦。いきなり全開の態勢だ。


■日曜福島6R 2歳新馬
 ニタモノドウシ(牡2歳)

父:ディーマジェスティ
母父:Petionville
生産:三嶋牧場
馬主:嶋田 賢
厩舎:美浦・高木 登

学習能力が高く、調教を着実に実にしてグングンと調子を上げている。ここまでの併せ馬では常に優勢に動いており、1週前のウッド3頭併せは追われる2頭を尻目に持ったまま鋭伸。5F68秒0ー3F37秒4ー1F11秒9。相手に合わせたため1Fの数字は平凡だったが、スピード、切れの良さが目立った。今週は菅原明を背に2頭併せ。前に馬を置いて実戦を意識させたが、折り合い、コーナーさばきともにスムーズ。直線も追われる相手を馬なりのまま圧倒して、ゴール前はズバッとはじけた。5F68秒9ー3F38秒7ー1F12秒1。手綱を緩めればいつでも抜け出せる勢いがあり、スピード、切れの良さはいかにも初戦向き。体も引き締まっており、初戦から楽しめそうだ。


<栗東>馬場寸評(2024.6.26)

先週末に雨が降り、前日もパラパラと一時小雨が降ったが、この日は朝から晴天で芝コース(重)を除いてすべて良馬場だった。
【Wコース】は良でも雨で締まった馬場。デビュー前の2歳馬の追い切りが多かったが、ラスト1ハロン11秒前半で走り抜ける馬も多めで、マズマズ速い数字がでた。
【芝コース】はすべてセーブ追い切り。重で水分を含んでいたこともあり時計は遅めだった。
【ポリトラック】も控えた内容の追い切りが中心だったこともあり標準よりも遅めの数字が並んだ。


<栗東>追い切り注目馬

■小倉土曜4R 3歳未勝利
 ワイドモヒート(牡3歳)

父:リアルスティール
母父:ノヴェリスト
生産:谷川牧場
馬主:幅田 昌伸
厩舎:栗東・藤岡 健一

Wコースで6ハロン68.0-52.9-37.6-11.3秒。年長馬のグラストンベリーと併せて併入。道中先行していたことはあったにしても終始余裕のある動きで、手応えでは完全に圧倒していた。デビュー戦だった前走は、乗り込まれてこそいたが、522キロでいかにも余裕残しのつくりで、中団から伸びずバテずの7着。小倉への輸送もあり今回は馬体もいく分絞れてきそうだ。叩かれて前向きさもでてきていて2戦目で変わり身を見せる。


■小倉日曜10R 薩摩ステークス
 レッドエランドール(せん7歳)

父:Golden Horn
母父:Dubawi
生産:社台ファーム
馬主:(株)東京ホースレーシング
厩舎:栗東・田中 克典

Wコースで6ハロン83.3-68.3-53.6-37.9-11.2秒。古馬オープンのリカンカブールと併せて先行しゴールは併入。前半はゆっくりペースだったため全体時計は速くはないが、上り過ぎから加速。ゴール前では、弾むようなフットワークで鋭い伸びを見せた。近走は2桁着順が続いているが、中間は再三併せ馬で軽快な動き披露し状態面での不安はない。先行しての粘り込みが持ち味のタイプ、小回りの小倉に替わって、前々でレースを運べれば一発があってもおかしくない。


以上、美浦と栗東の馬場寸評、及び4頭の調教注目馬をご紹介いたしました。


株式会社ASHURA PROJECT
調教班