【阿修羅の追い切り速報】重賞以外の追い切り特注馬
平素より大変お世話になっております。
株式会社ASHURA PROJECT広報主幹の菅原でございます。
今週のエリザベス女王杯から東京大賞典までGI競走が続くとあって、東西トレセンともに各コースのみならず、角馬場やプールなどにもGI出走予定馬が姿を見せていることもあり、記者やTMが右往左往しながら取材を進めているという状況下、当プロジェクトの裏取り班の面々は外厩在籍段階から徹底的に情報収集を決行していることから余裕十分に「深掘り」のネタ収集に没頭出来ております。
究極の契約
の詳細発表を目の前に、それでも一つ一つの仕事をしっかりこなし、ご参加くださる皆様に一つでも多くの、そして、1%でも高い回収率で的中馬券をお届けしたいと考えておりますので、是非ともご期待ください。
ちなみに本来であれば昨日公開されるこの「追い切り速報」ですが、本日に公開することとなった理由の一つに、木曜追い切りが予定されていたジェラルディーナに何かあった場合にこの場でご報告できるよう本日に予定をずらしておりましたが、
特段変わったことはなく「私共が仕入れている情報通り」の内容であった
という事はお伝えしておきたいと思います。
もちろんその「私共が仕入れている情報通り」ということが、「買い」なのか「軽視」なのか、それとも「切り」なのかは申し上げられませんが、いずれの評価であったとしても「想定通り」といえる状況。
楽しみに週末をお待ちください。
さて、この注目馬は基本的に「阿修羅認定競走以外」のレースからの選出となっておりますが、好調教馬のみならず先々の指定に向けての【思惑】が絡んだ馬が紹介されることもございますので、推奨馬に関しては当該レースのみならずその後の動向もチェックしておくことをお薦めいたします。
なお、この注目馬は基本的に「阿修羅認定競走以外」のレースからの選出となっておりますが、好調教馬のみならず先々の指定に向けての【思惑】が絡んだ馬が紹介されることもございますので、推奨馬に関しては当該レースのみならずその後の動向もチェックしておくことをお薦めいたします。
それでは、注目の美浦の追い切りから。
<美浦>馬場寸評(2023.11.8)
【美浦ウッド】は良。ただ前日に雨が降ったことでパンパンの乾いた馬場ではなく、適度に水分を含んだ状態。コース全体が締まって時計は速かった。騎乗した助手は「表面だけではなく、中もしっとりとした状態。ハロー直後の馬場を慣らしが後はとにかく走りやすく、コーナーから直線に入ってもスピードが落ちない。2歳馬でも時計は速かったね」とのこと。日曜京都11R・エリザベス女王杯に出走するシンリョクカが5F67秒1ー3F36秒7ー1F11秒4。ライラックが6F83秒0ー3F37秒8ー1F11秒4。
【美浦ダート】は良。適度な水分があって、軽い砂質。走りやすいコンディションだった。
【美浦ポリトラック】は良。雨の影響で粘り気のある状態。ただ、クッションがしっかりと利いて、速い時計がマークされている。5F66秒台、1F11秒台前半なら優秀だ。
【美浦芝】は良。少し枯れた箇所も出て、あまりいいコンディションではない。先週よりも時計が掛かるような馬場状態。
【美浦坂路】は良。リニューアル後から徐々に時計は速くなっているのは、新しいチップと古いチップが馴染んできたから。4F52秒台、1F12秒台なら優秀だ。
<美浦>追い切り注目馬
■土曜東京5R 2歳新馬
バードウォッチャー(牡2歳)
父:ブラックタイド
母父:キングカメハメハ
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス
厩舎:美浦・国枝栄
牝馬3冠・アパパネの子が今年も無事にデビュー。入厩当初は馬体を持て余し、走りにも無駄が多かったが、ここにきて芯が入って迫力の動きを見せている。長めを丹念に乗り込み、1週前は6F82秒6ー3F37秒8ー12秒1。今週は3頭併せの真ん中に入れて実戦を意識させたが、弾むようなフットワークから一気の伸び脚。5F66秒8ー3F36秒8ー1F11秒5。余力を持って速い時計が出ており、スピード、切れともに抜群。体もメリハリがあって、いきなり全開の仕上がりだ。
■土曜東京10R 奥多摩ステークス
ミスボニータ(牝4歳)
父:イスラボニータ
母父:Street Boss
生産:社台ファーム
馬主:スリーエイチレーシング
厩舎:美浦・斎藤誠
前走後はすぐにここを目標に定め、緩みなく、きっちりと乗り込みを消化してきた。1週前の併せ馬では5Fから軽快に飛ばし、ラストも1F11秒6を馬なりでたたき出すスピードを発揮。今週は攻め駆けする相手と併せたが、直線は内からいつでも抜け出せる手応えと脚勢を披露。最後まで相手に合わせて我慢さえたが、ゴーサインを出せばいつでも突き放せるくらい勢いの差があった。6F83秒8ー3F38秒4ー1F11秒6。中から膨らんだような馬体の張りにピカピカの毛ヅヤ。体調は前走以上だ。
■日曜東京5R 2歳新馬
ワオン(牡2歳)
父:ジャスタウェイ
母父:Bodemeister
生産:下河辺牧場
馬主:下河辺美智子
厩舎:美浦・武藤善則
コース初追い切りでいきなり6F81秒7ー3F37秒4ー1F12秒4。3頭併せの内から、追われる2頭を手応えで圧倒して見せた。1週前は1F11秒5を馬なりでマーク。今週は古馬と併せたが、楽な手応えでスッと並ぶと、追われる相手に対して終始余裕を持った手応え。最後まで走りにブレがなく、一直線に伸びきった。スピード、、切れの良さに加えて、操縦性も問題なし。欠点らしい欠点がなく、初戦から楽しめそうだ。
■日曜東京10R ユートピアステークス
ウヴァロヴァイト(牝3歳)
父:サトノクラウン
母父:サンデーサイレンス
生産:ノーザンファーム
馬主:池谷誠一
厩舎:美浦・萩原清
シャープな馬体に幅が出て、筋肉量がアップ。特にトモ、お尻に丸みが出て、放牧でかなりの成長を遂げた。追い切りの動きも良く、1週前は併せ馬で楽に先着。今週は古馬と併せたが、一杯に追われる相手を尻目に持ったままの伸び脚。最後は相手に合わせたが、フットワークは弾んでいた。5F66秒7ー3F37秒9ー1F11秒8。数字以上の切れと迫力があり、春からのパワーアップは間違いなし。しっとり見せる肌の質感も体調がいいからこそで、復帰戦を万全の状態で迎えた。
<栗東>馬場寸評(2023.11.8)
この日は快晴だったが、月曜日にいっとき強い雨が降った影響でポリトラック(常に良馬場)以外はすべてやや重の馬場だった。
【Wコース】は普段通りラスト11秒台もコンスタントにでた。10秒台こそいなかったが、良馬場とあまり変わらない数字がでた。
【芝コース】は追い切り少数。すべて馬なりの控えた追い切りだったにしてはマズマズ速い時計が出た。
【ポリトラック】はしっかりと追ってきた馬はほとんどがラスト11秒台をマーク。全体時計も標準よりもいく分早めだった。
<栗東>追い切り注目馬
■京都土曜8R 京都ジャンプステークス
ナギサ(牝5歳)
父:フェノーメノ
母父:タイキシャトル
生産:服部牧場
馬主:本間茂
厩舎:栗東・本田優
森一が乗って障害コースで4ハロン54.1-39.2-12.7秒。単走でサラッとした追い切りだったが、しっかりと体を使った小気味いい動きを見せた。前走からひと息入っているわりには、追い切りの本数は多くはないが、仕上がりの早いタイプ。馬体も整っていて力のだせる態勢にある。もともと飛越に安定感のある馬。初めてのコースにはなるが、中間にはスクーリングも行っていて、京都名物の三段跳びにも対応可能とみる。前々で積極的なレースができれば勝ち負けになる。
■京都日曜9R 黄菊賞
ナムラフッカー(牡2歳)
父:スワーヴリチャード
母父:ルーラーシップ
生産:猿倉牧場
馬主:奈村睦弘
厩舎:栗東・村山明
Wコースで6ハロン83.7-67.6-53.2-38.0-11.4秒。古馬3勝クラスのコパノパサディナを追走し、一杯に追う相手に対し楽な手応えで内からクビ差先着した。終い重点の内容だったにしてもラストは強烈な伸びを見せ好調をアピール。前走から中3週でのレースになるが、中間もしっかりと追えているように元気一杯。前走は多少力み気味でだっただけに、距離の1ハロン延長がカギになりそうだが、うまく折合っていければ粘り込みもありそうだ。
以上、美浦と栗東の馬場寸評、及び6頭の調教注目馬をご紹介いたしました。
株式会社ASHURA PROJECT
調教班