宝塚記念を終え【ホンモノ】に触れていただく夏競馬へ
宝塚記念当日の朝。
正直ここまで鬼の形相で議論を交わす阿修羅3人の議論を見るようなことになるとは思いませんでした。
ざっくりその時の会話の内容をお話しいたしますが、正直生きた心地がしませんでした。
塩崎「ダメだ、ダメだ。ここまで押さえて完璧になる。千明も加賀さんも馬券を舐めるな」
加賀「しかし、私はインタビューでも『10点以内での提供』を宣言してしまってますし、10点以内で提供したいんです」
塩崎「俺らの目的は点数ではない。確かに宣言したことを曲げたくない事は分かるが、7点で出すか、12点で出すか、その差は【5点】。確かに倍近く増えてはしまうけど、外れちまったら意味が無いのが馬券なんだよ」
坂井「いや、塩さんの言うことも分かるし、加賀さんの言うことも分かる。イクイノックスの1着は生産界の既定路線だけど、塩さんの言う通りジャスティンパレスに関しては馬券圏内は間違いないという裏が取れてるが、絶対に2着が確定してるって話じゃないから、3着の裏目も抑えた方が良いと思うぞ。加賀さん、そこは折れてくれないか?」
ざっくり申し上げるとこのような会話が朝5時から、買い目提供を行う寸前まで続いた訳です。
これは宝塚記念1週前に私菅原が加賀武見にインタビューした際に加賀氏が口にしたこの言葉が発端となっております。
—–阿修羅の緊急特集より引用—–
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テーマ②:それぞれの着順を仮定した馬券戦略
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菅原:言えない内容があることは理解しました。ただ、もしイクイノックスが1着だと仮定した場合は、配当面での期待値は低いんじゃないでしょうか?
加賀:仮の話は意味を持たないと思うが、菅原君がその質問をするという事は会員様方がそう考えているという事を想定しての質問なんだと思うから、そこはしっかり答えさせていただくよ。まず、イクイノックスが「馬券圏内」にくるという視点で話をさせてもらえれば、その場合、買い目の指定は「3連単」になるだろうね。そして、間違いなく「10点未満の点数での提供」になる。3単4点か6点か8点か。はたまた、3単2点での提供になるかもしれないよね。そのレベルの提供を実現できなければ、意味がないよね。そして、その場合イクイノックスは「1着」か「2着」か「3着」に固定された買い目になるね。
この発言が1週前のものであるという事は大前提となる訳ですが、確かに加賀先生にしてみれば「そのレベルの提供を実現できなければ意味がない」とまで口にしているので、引くに引けなかったのでしょう。
その上で宝塚記念の「評価順」をもう一度見てみていただきたいと思います。
◎5イクイノックス
〇9ジャスティンパレス
▲6スルーセブンシーズ
☆11ジェラルディーナ
☆10ディープボンド
注3ダノンザキッド
注4ボッケリーニ
△7プラダリア
△13ジオグリフ
1週前の時点で実は「△の2頭」は、買い目に加える予定が無かった馬でございました。
しかしながら、追い切りの上昇度が著しいということで押さえに加える事に至ったわけです。
時計を巻き戻しますと、「1週前の時点」で確定していたことは「◎イクイノックスの1着固定」と、相手には「〇ジャスティンパレス」、「▲スルーセブンシーズ」、「☆ジェラルディーナ」、「☆ディープボンド」の4頭を据えるという事とその評価順までは確定していたのですが、1週前の時点で加賀先生のイメージは、
1着 ◎
2着 〇
3着 ▲☆☆注注
この5点提供を考えていたという事。
それが、当週になり「枠の並び」「最終追い切り後の裏取り」から、△2頭が加わり、◎イクイノックス1着固定、〇ジャスティンパレス2着固定
1着 ◎
2着 〇
3着 ▲☆☆注注△△
の7点提供で行きたいという話しから、朝の鬼の形相での議論になったわけです。
結論から言えば「〇ジャスティンパレス=3着」だったわけですから、塩崎、坂井、の両名の言っている事が「結果としては正しかった」ということになったわけです。
最終的な買い目は、
1着 ◎
2着 〇
3着 ▲☆☆注注△△
1着 ◎
2着 ▲☆☆注注
3着 〇
合計12点
と、当初目論んでいた点数より多くはなってしまいましたが、結果として、
1着◎5イクイノックス(1人気)
2着▲6スルーセブンシーズ(10人気)
3着〇9ジャスティンパレス(2人気)
3連単1万3630円的中(12点)
この的中馬券をお届けできたことは、今後の「阿修羅ゴールデンアロー」の提供に向けても「議論の必要性」と塩崎が放った「馬券を舐めるな」の言葉が確実に活きてくると確信しております。
しかしながら、加賀先生自身は「会員の皆様に申し訳が立たない」と申しており、以下の声明文を公開して欲しいとの依頼を受けましたので、ここに公開いたします。
▼加賀武見声明文
会員の皆様
とりわけ、御参加いただきました会員の皆様
10点以内という公約を掲げながら、12点提供というカタチになってしまい申し訳ございませんでした。
約束をお守りするという事の難しさを今回の宝塚記念で身に染みて分かりました。
もしも、その宣言を守ろうとするがあまり、意固地になって7点提供を決行していたら、折角の情報がすべて無駄になるところでございました。
私自身が1週前の段階で浅はかな宣言をしてしまったことで、危うく皆様を「不的中」へといざなってしまう所でございました。
それを止めてくれた塩さんと千明には、本当に感謝の言葉しかないですね。
一番年上の私にあそこまで言ってくれたこと、かなり言い難いことを言わせてしまったことを反省しておりますし、彼らは本当にプロだと思います。
今回の宝塚記念に関して「かなり異例の裏取り」が出来ていたことから、どこか「競馬はナマモノである」ということを忘れてしまっていたのかもしれません。
2人に助けてもらった的中です。
ジャスティンパレスの鮫島君が直線入り口で鞭を落としてしまった時、私自身冷や汗をかきました。
この様な事が起こるのが競馬なのだということを改めて思い返しました。
私一人ではすんでのところで逃していた的中だと思って言います。
1週前に意気込み過ぎてしまい、浅はかな宣言をしてしまったこと、心よりお詫び申し上げます。
大変申し訳ございませんでした。
加賀武見
加賀先生には塩さんからも「大丈夫だよ、会員さんはきっとわかってくれる。だから堂々としてくれ。そもそもスルーセブンシーズの裏取りをしてくれたのは加賀さんだろ?10人気の馬に▲打てるなんてそうそうないわけで、堂々としてくれよ。加賀さんは騎手・調教師の歴史が長いから馬券買ってきた歴史だけは俺や千明より短いから、こういう買い方の発想がなかっただけだから、そこは謝らなくてもいいだろ」と声をかけていたのですが、加賀先生は「いや、言ってしまったことの責任はとりたい」という事で、上記の声明文の公開となりました。
私自身、インタビューをした身として塩さんからも、千明さんからも「お前がついていながら、なぜこんなことになった」と大目玉を喰らったのは言うまでもないわけで、私からも会員の皆様に「大変申し訳ございませんでした」と、謝罪申し上げます。
今後も「確定している話」があったとしても「未確定な部分がある」という事。そして「競馬はナマモノである」という重要な事を忘れずに、会員の皆様への広報活動をしっかりと勤めなければならないという事を、改めて強く認識させていただきます。
大変勉強となりました。
この様な経緯で至った「阿修羅ゴールデンアロー」の初回提供となった宝塚記念。
未だに、印象に残っているのは「直線入り口で鮫島騎手が鞭を落としてしまった際に、立ち上がって応援していた加賀先生が「あっ」と口にして、ソファに座り込んでしまったシーン」です。
このような「まさか」が起こってしまうのが競馬であり、その意味でも、塩崎・坂井の熟練の馬券戦略が光った一戦であったと申し上げられます。
一見ど本線での的中をお届けした宝塚記念でございますが、「舞台裏」ではこのようなやり取りと最終判断に至る経緯があったということは、是非とも記憶にとどめておいて欲しいという事で、発起人3名の許可を得て、この様なご報告をさせていただきました。
さて、この宝塚記念で日本の競馬は「上半期の締めくくり」となり、これからは「下半期」へと突入いたします。
しかしながら何度となく申し上げております通り、「株式会社ASHURA PROJECTの本番」はここからであると考えております。
オークス週にグランドオープンし、ここまであっという間の「6週間」でございました。
この間、
◇第84回優駿牝馬[オークス]
1着◎5リバティアイランド(1人気)
2着〇12ハーパー(2人気)
3着△13ドゥーラ(15人気)
3連単◎〇1.2着流し、◎〇1.3着流し、合計20点
3連単3万4140円的中
◇第90回東京優駿[日本ダービー]
1着◎12タスティエーラ(4人気)
2着〇5ソールオリエンス(1人気)
3着△11ハーツコンチェルト(6人気)
3連単◎〇の1.2着流し、1.3着流し、合計20点
2万9810円的中
◇第64回宝塚記念
1着◎5イクイノックス(1人気)
2着▲6スルーセブンシーズ(10人気)
3着〇9ジャスティンパレス(2人気)
◎1着固定、〇2.3着流し、合計12点
3連単1万3630円的中(12点)
というカタチでGI競走での的中をお届け。
安田記念こそ「降雨の影響が懸念される」という理由から「提供無し」という決断を致しましたが、ご存じの通り仮に提供していれば、もちろん的中は残せていたと思いますが、そこは「GIだから、重賞だからという事で提供が決まることは無い」という会社の理念を貫いての判断を、会員の皆様からも共感いただけていると信じております。
ある意味でGI競走や重賞競走は「一般競馬ファンが阿修羅のレベルを知るための象徴」だとは思っておりますので、その文脈で言えば上記したGI競走に加え、
◇葵S|3複1190円(1点)的中
└◎ビッグシーザー(1人気)
◇目黒記念|3複7770円(15点)的中
└◎サリエラ(1人気)
◇鳴尾記念|3単4万6610円(30点)的中
└◎ボッケリーニ(5人気)
◇エプソムC|3単2万2680円(24点)的中
└◎ジャスティンカフェ(1人気)
◇ユニコーンS|3単1万8060円(28点)的中
└◎ペリエール(1人気)
◇マーメイドS|3単2万7910円(28点)的中
└◎ウインマイティ(3人気)
と、重賞競走でもこれだけの結果を残せている事で「阿修羅の実力」を示せているという事は本当に喜ばしいことであると考えております。
しかしながら、基本的に上記したGI・重賞競走では「人気上位馬」を指名しながら「ヒモ穴をしっかりと拾えている」という印象で、いわば「ヒット狙いの延長がホームランになっている」的中だと判断しているわけですが、そういったGI・重賞競走を差し置いて、個人的に私が衝撃を受けたのは、
・11人気のジョリダムに敢然と◎を打って射抜いた「STV杯の13万馬券」
・7人気のラインベックに敢然と◎を打って射抜いた「米子Sの11万馬券」
この2つの的中でした。
共に、事前の公募の際に「穴から入る」ことを公言し、そのまま「3複10万馬券」を射抜いたその眼力と裏取り力に、私なんかとは次元の違う「凄み」を感じたわけですが、まさにこういった重賞以外での「裏情報」にこそ、阿修羅をご利用いただく「肝」があると感じておりますし、まさにこういった的中馬券の宝庫となるのが、
「夏競馬」
なのでと確信しております。
ここまで阿修羅発足からの6週間を大まかに振り返らせていただきましたが、ここまで何度となく申し上げております通り、
「この6週の結果はまだまだ序章である」
ということを、今一度ご認識頂きたいということ。
「GIシリーズ中の馬券の美味しさ」と「夏競馬の馬券の美味しさ」は実は全くのベツモノであることを、恐らくは会員の皆様も理解してくださっていると思っております。
まず「GIシリーズ中の馬券の美味しさ」は、何と言っても「ニワカファン」の存在が、オッズを押し上げてくれることに尽きるわけです。
これはもう説明しなくても「この馬がこんなにオッズが付くのか」という現象は随所に見られ、ある意味で口の悪い方の中では「養分」と揶揄されております。
しかしながら、夏競馬はこういった「ニワカファン」は一気に少なくなり、ある程度頻度高く馬券購入をされている方ばかりが参戦している時期とも言えるわけです。
なのになぜ「夏競馬は美味しいのか」ということを明確にお伝えしておきたいと思います。
ハッキリ申し上げれば「ニワカファンの方から見れば競馬歴の長いヘビーファンも、私共から見れば大差ない」という事でございます。
「どうして大差が無いか?」
と聞かれれば簡単でございます、競馬歴が長かろうと、短かろうと、ニワカであろうと、
「絶対に裏取りが出来ない」
という事に尽きるわけです。
しかも、競馬歴が長いという事は「独自のDATA」や「独自の攻略術」の【様なモノ】を持っている方が多いわけですが、これが「諸刃の剣である」訳です。
とりわけ「DATA派」がここ最近異常に増えてきているわけですが、DATAというのはあくまで過去の結果を集約したものに過ぎないわけです。
今回の宝塚記念も同じです。
枠順の好走DATAで「8枠」が圧倒的に好走しているというDATAを鵜呑みにし、外枠中心に購入した方の多くは、その時の「馬場状況」や「外枠に入っていた馬のレベル」というものを考慮せずに、「外枠が良いんだ!」といった形で、今回の宝塚記念との相関関係や因果関係が薄いデータに飛びつき、馬券を買うわけです。
とはいえ、夏場に馬券購入する人はもっと深くデータを調べていると思うわけですが、それでも「調べれば調べるほど母数が少なくなり、統計と呼べないシロモノ」になっていったり、様々な「ミスリードの罠」に陥っていくわけです。
なぜそうなってしまうか?
裏取りする術のない中で「根拠らしきものを見つけようとする」からでございます。
この方たちが口にする「期待値」という言葉は、「裏取りが出来ないから」こそ縋らざるを得ない「蜃気楼」のようなものなのです。
つまり、裏取りが出来ないからこそただ単に「オッズ」を指標に馬券を購入し、数撃ちゃ当たる方式で馬券購入をしているわけです。
もちろん「ニワカファン」の方々よりは回収率は上で、中にはプラスを出している方も居ますが、そこには限界があるわけです。
宝塚記念で「アスクビクターモア」に重い印を打った方などは「その典型な方」だと言わざるを得ません。
私共の裏取りでは「侮るわけにはいかないが、ここ最近の凡走時と全く変わってきていない。勝つ確率がゼロとは言わないが、1%もない」というモノ。
ここまでの裏取りが出来ているということは、いくら展開が向いても「厳しい」と判断するわけですが、この裏取りが出来ない方は「展開」と「オッズ」という魔力に引かれて、アスクビクターモアから馬券を買うわけです。
「夏競馬ではこのようなタイプの馬券購入者」
が非常に多くなります。
むしろこういったタイプの馬券購入者は「ニワカファンや素人目線」から見ると、「一見玄人っぽく見える」わけです。
しかも最近はこういった素人が「SNS上で予想家ぶって予想を公開してくれている」わけです。
その点が「非常に美味しい」わけです。
つまり、そういった玄人ぶった予想家が「ミスリード」を起こしてくれることで、GIシリーズ中よりも大きな「偏り」が、絶対に来ない馬に集中するケースがここ数年増えているという事。
更に、スポーツ新聞や競馬専門紙では「トレセン」のみならず、北海道や小倉といった「現地」にスタッフを派遣せざるを得ず、絶対的に情報が薄くなる時期であるという事。
そして、更に更に申し上げれば、この時期は馬券を買える競馬関係者が「徹底的にプラスを出す時期」としても知られていると思います。
・馬主
・育成牧場従事者
・生産牧場従事者
・地方競馬関係者
この4つの職種は競馬関係者でありながら「常にJRAの馬券購入が出来る産業従事者」であることはご存じの通り。
馬主は「セリ直前の資金調達」のためという話しは多いわけですが、その根底は「走らない馬を薦めてしまったことへの補填」として、厩舎サイドとしても「馬券で補填してもらいたい」わけです。
これは厩舎サイドというよりも「調教師」がそうしたいわけです。
馬主の多くは「調教師の意見を最終判断の材料」にするわけですが、そこで見立てを誤れば調教師に責任追及の目が向くわけです。
その補填をすべく、いくつかの厩舎と組んだり、いくつかの牧場と組んで、そういった「補填馬券」を組成することが圧倒的に増えるのがこの時期なわけです。
そして、「牧場従事者」にしてみれば、「新馬戦」や「休み明け」などで仕込み馬券を実践するのが一番容易い時期なわけです。
いつもであれば「多くの人の目にさらされてしまうトレセン」で最終調整をするわけですから、単純に「バレやすい」わけです。
しかし、少人数で多くの追い切りを監視しなければならない滞在競馬が始まると、いわゆる「闇調教」のような「バレない調整」の成功率は飛躍的に上がるわけです。
その象徴が上記した「STV杯のジョリダム(11人気)」のような馬。
これは実力が無くて「11人気に甘んじている」のではなく、「実力があるのに気づかれていない」「休養中に一変した状態なのに全く気付かれていない」というだけの話で、私共から見れば、
「1.5倍に支持されてもおかしくない馬」
にもかかわらず、11人気という美味しい状況が生まれているということ。
しかも、他の危険な人気馬に上記したような「DATA派のミスリード」が加わり、圧倒的なオッズを手にすることが出来たりするわけです。
そして、地方競馬関係者も「この時期だけJRAの馬券を買う」という人間が一気に増えます。
なぜか?
これも理由は育成牧場従事者の考え方に近いですね。
地方のジョッキーなどは、開催の無い土日にアルバイトで育成牧場の調教をつける機会も多く、また、調教師などにしても自分の預けている馬と比較して中央の新馬などの実力を知るケースが多い時期。もちろん休養中の馬などを育成牧場で直接見たり、自分の厩舎の預託馬と追い切りを共にするケースもあるわけですから、そこは簡単に調子の良し悪しは分かるわけです。
しかも、この時期はセリの時期と被りますから「出張旅費」に関しても非常に多くの予算が必要になる訳です。
ここで稼がないと「夏の競り巡りの予算が組めない」などという地方の調教師は山ほど居るわけです。
何人かの頭の悪い地方調教師は地元開催で八百長まがいのレースを行うケースもありますが、ある意味ちゃんとしたネットワークをもっていれば「中央競馬で稼げる」わけです。
つまり、地方競馬でそのような事をしなければならない時点で「地元でもつまはじき扱いされている」ということ。
さて、これ以上は色々な「競馬界の闇」に触れて行かねばなりませんので、今日はここまでとしておきますが、そういった大前提を理解していただいた上で、
「なぜ阿修羅が夏は美味しい」
と言っているのかを、是非ともご理解していただきたいわけです。
グランドオープン以前から申し上げておりますが、「GI・重賞しか興味がない」という方は、今後も入会はご遠慮ください。
そして、「夏は競馬は一休み」という考えを持っていて、この状況を知っていただいたとしてもまだ「夏は休む」と考えるのであれば、恐らく「阿修羅の考え方とは異なる方」でございますので、是非ともご退会ください。
これは生意気を申し上げている訳でなく
「オッズ保護のために販売定員を設けなければならない以上誰でも彼でも永遠にウエルカムですと言えない」
のが競馬情報提供の宿命であるからでございます。
つまりどこかで「足きり」をしなければならないというわけです。
大変申し訳ないことではございますが、そういった考え方の差異の溝はなかなか埋まらないと考えておりますし、埋める必要も無いと考えております。
様々な考え方があって良い
と思っておりますし、「負けても愉しめればいい」という方も事実数多くいらっしゃいますので、無理をしてまで「利益」を追求する必要はないと考えます。
なぜ、春のGIシリーズの後半に併せて「グランドオープンをしたか」という本音がここにあります。
GIや重賞の戦果をしっかりとご覧いただき、その上で利益追求のゴールデンタイムである「夏競馬」にしっかりと進んでいただける方か否か。
利益を取りたいと考えている方であるかどうかは、その行動で分かります。
株式会社ASHURA PROJECTはそういった「利益追求」にこだわりを持っていただける方にのみ「恩返しをしたい」と考えている集団でございます。
その点をご理解いただける方だけに、「引き続きよろしくお願い申し上げます」と言わせていただきたいと存じます。
とはいえ、ここまでこのコラムをお読みいただいた方は「その資格をお持ちの方である」と確信をもってお付き合いさせていただけます。
ご理解頂けていない方は「読んですらいない」と考えておりますので、むしろ「私共の養分」になっていただきましょう。
厳しいことを書きましたが、グランドオープンのお祭り騒ぎを一旦終え、ここから「もう一段上の競馬投資」を実践していただくための事でございますので、是非ともご理解いただければ幸いでございます。
株式会社ASHURA PROJECT
広報主幹 菅原貴史